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おとが大事。
おとが大事。_c0008771_22474059.jpg世の中には音を大事にする人が多数存在するとして
音に一喜一憂というのは、無意識なのか敏感か、
はたまた鈍いのか怖いのかよくわからない。
とにかく、最近自信過剰になっているのか私、
振り返ると自己嫌悪が次々よみがえる。止まると困る。
最近音の世界の深さに今更気がつきはじめたのに、、。
久しぶりにしまっておいただけのヴァイオリンを出すも、
おとが大事。_c0008771_22495469.jpg弦の調節をしているとGの一番低い弦がぷちんと切れた。
パパからもらったクラリネットが壊れた話、多分悲しい。
それが、弦が切れたことによってよくわかった。
少し大事にしなかった一瞬の過ちで修理せねばならぬ。
はやく弾きたいのに気持ちが焦ると後悔が増幅する。
いろいろ考えると悲しくて涙もでるし、今日はどつぼだ。
ヴァイオリンの神様、私に力をクレモナと願う。
(悪い落とし方にせず、素直にヴァイオリンに謝るほうが前に進むだろうかな)




夢をいろいろ勝手に想像してみる。
まずハンカチを持って、大きなコンサートへ出かけたい。
しかしながら今思いつくような、着てゆくおしゃれな服がない。
良い服を借り受けられたら格好はつくのだろうかもしれない。
見に行くのはカルメンのオペラで少し時間に遅れそう。
カルメンは工場で働き詰めで痩せてみえるのかな。
私はホセになったつもりで、なぜわかってくれない、と泣く。
しかしながら、カルメンの気持ちは背の高い、
男としての器が広い闘牛士へ向かう。
と、あまりにも横暴な空想の世界は膨らむ。
ともかくも、カルメンには魔力があるのだろう。
この話はホセになってみるのは恥ずかしい。
となると、カルメンになったつもりになれるけれど、
結局、自信がなくなってホセに戻ってしまう。
だから(?)、闘牛士になろうとか言う発想が出てこない。
私は闘牛士に向いていない、ともみることができる。
強盗の三人の娘と男が二人。仲間になるや否、闘牛士。
多分ここの場面で私は泣きじゃくっているのかもしれない。
カルメンが楽しい、というのはどういうことか。少し前に来た。
明日からも今日からも自信を持ってこの先いけるだろうか。
今日も大分見栄を張ってしまって後悔だ。
自分の声も威厳がなくて軽くてねとっとして気持ち悪いのがいや。
でも仕方ない。としか思いようがない。ふむ。
もう少し若ければ、クレモナに修行に行きたいのかな。

と、余計な話が余計に大きく余計になった。
気持ちのために残してみる日記。
by premiertack | 2006-07-16 22:58 | 思う事 | Comments(0)
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