人気ブログランキング | 話題のタグを見る
私は七難八苦を与えて欲しくないが。
私は七難八苦を与えて欲しくないが。_c0008771_18354272.jpg出雲(?)尼子家の忠臣山中鹿助は苦難の際、月夜に月山冨田城に向かって、 我に七難八苦をあたへ給え。 と願ったとされる。
山中鹿之助は合戦に武功を立てたり華々しい話も無いようにも。
この人が語り継がれている気概は郷土史の成果と思う。
夕闇の月山冨田城は男としてのロマンがある城と感じる。
出雲大社にしろ、行ったことがないので勝手に、
浪漫を言っているだけだが出雲旅行がしたいと思えたお城。
なんだか、難だか苦だかを過敏に考える日。



出雲は近江と縁あることが多く、古代の銅製品は同系だとかいうのが展示されてたり、
室町期佐々木六角氏、京極氏が守護を務めたりしているし、ともかく縁はあるのだろう。

昔、金に窮した友人が、願わくは我に七難八苦を与えたまえ、と言ったことを思い出す。
苦難にきわまっての言葉だろうが、この言葉を発した山中鹿助は七難八苦を得た。
私は苦難が欲しいと願えば、苦難が寄ってくると思うので怖いが、
こういう言葉が出てくるのは、格好いいのは確か。
その時、「今の状態だとまだ二難三苦くらいだから、あと五難くらいあるで、どうする。」
と、言ってしまったのはぶしつけだった。ともあれ彼も幸せだと風に聞いたからいいけど。
ともあれ、我に一男二女(二男三女)を与えたまえ、とかだったら親近感も湧くのかな。
と、自分なりに濁しておく。
by premiertack | 2006-04-03 18:59 | 思う事 | Comments(0)
<< 特に何も無い。 丼。 >>