おいてかれ 追いかけてゆき 雪のおと
惑う香りに ふとカレーかな
(ぽつんと一人、周りの速度から遅れてちゃんとしたレールに乗れずに
雪の中しんとして冷たい音を感じながら人生を追いかけていく。
立ち止まり戸惑っている私の周りにとてもおいしそうなおいしそうな香りが、、
あっ。カレーだな。追うも追いきれず立ち止まっては惑う。いつも繰り返し。)
老いて枯れ 老いかけて雪 雪の音は
知るも香るも 思い出す音
(年々目減りして、衰えを認めたくなくとも感じざるを得ない。
日々の暮らしの中で、辛いこと楽しいことも、それしかできずに
雪やその音を繰り返し思い出してはしんどい事も乗り越えてきた。
枯れていく過程に、先のわからない衰える自分がなにができるだろう。)
と、雪の日に句っぽいものを残してみようと思いました。
(内容はフィクション的なやつです、と。)