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苦瑠璃。
この週末一冊本を読めた。くるりのことという本だった。
私がくるりを聴きはじめたのは、結構遅かったのですが、
いろいろ本を読んでいると、結構わくわくするもので、
私がこれをしていたときに、とか、思い出とともに、
あー、そういう世界があるのとか、一貫の苦しさとか成績の低下とか、
なんか、いろいろ夢が広がった。

そうだったな。私は高校生大学生なんか社交性まるでなくて、
へんなプライドがあったり、肝心なところまったくなかったりで、
そうだったからこそ、無意識に人を遠ざけて今ここで笑ってくるりを聴いていられて、
応援ができるんだなって思う。(殺伐としていたのはみんな感じていたのか)

ともあれ、音楽的な話になるとまったくわからないし、
人間的なことも、あんまりわからないけれど、理由があって結果があって過程がある。
そんなものの光跡が音楽として残っている、そのうえ芸術をエンターテイメントとして、
っていうのは、ハイブリッドでセンシチブで絵でいうなら新作の3Dアートが時代に合う(?)。

本自体面白かったけれど、少し違和感もあって(あくまで個人的な主観)、
最新の(?)ピアーというアルバムが5年先をいっている、
ロックンロールハネムーンというのがとくにそう、というのだけれど、
これが何度か聴いても、音楽的なことなのか全然先進性がわからない。
そもそもこのピアーというアルバムは全体としてすごく聴きやすくて、
ずっとリピートしても、いらっと来ることがないけれど、くるりっぽいけど新しい(?)、
っていうのがわからないのだ。

でも、5年前として、魔法のじゅうたんという曲だと、何回も聴いたはずなのに、
いまさら、ピーナッツとか云々でなく、それゆけピアノってフレーズが、
なんかとても新しい感じがしたりするのが、なんでピアノなんやろうって、
いまさら私が引っかかってしまうので、たぶん、数年先には全然感じが違うのだろう。
犬とベイビーとか、何でこの曲で涙が出るとか思ったりもするし。
あと、ジュビリーのBUSにのればまにあうはず、って言う歌詞がすごすぎるし。いまここ。

なんか久しぶりにゆっくり時間を贅沢に自分のためのたのしみに読書を使ったかんじで面白かった。
そもそも、昔よく、知性がなくて粗暴で常識がなくて深く考えない人みたいに、
しゃべってたら対応されたりしたけれど、基本私熟考したり本読むの結構すきやからね。
足らん知識も結構あるけれど、よく考えないやつ的な印象けっこうされたし、、、、。
でも、まあ今は恵まれて恵まれてだから、逆に考えてなかったのに考えて見えたり、、、。
不思議なものです。私が生きていくことって。

長くなった。と、まあたぶん私はくるりというバンドをずっと応援するということですわ。はい。おしまい。

苦瑠璃。_c0008771_23221225.jpg

by premiertack | 2016-10-02 23:55 | 日常の出来事
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