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わたしにできること。
いろいろと努力は私もするのだけれど、センスとか緻密さ最後までの根気とか、
努力のレベルでは到底かなわない、というのは確かに存在するしあたりまえにある。

なかなかにやり始めたことが、到底勝てないとなったときにあきらめるのは苦手だ。
「一隅を照らす」という言葉が好きだ。勝てないときは一隅を照らせばいいのだ。
自分が太陽になって、世の中全体を照らすのではなく、どこかひとつ役に立つところを照らす。
だんだん経験とか努力(?)をもって照らせるところを次第に増やせばいい。

それと最近30歳前後の人たちについて思うのだけれど、特に男子の30歳だと、
私たちの時代より、見栄を張る人が多い。苦手を認めない、強がる、直面しない。
という実感がある。人のことをいえないが、欠点を指摘するのを互いにとても避ける。

私はたまたま自信が木っ端微塵になり、死を自己でない所から意識させられるくらい悩んだが、
結果、開き直ることができた。まあ私も見栄を張るのは確かなのだけれど、
「知行合一」という頭と心を一致させるということに努めると悩まなくなった。
私なりの陽明学だと、本音と建前は使い分ける必要がないということ。
本音が超煩悩まみれでも、人から聞かれたときに煩悩まみれだといえる準備をしておくこと。
そうすれば、建前で煩悩なんてないです。といわなくていい。
だいたい、お前煩悩まみれだろ、と、聞いてくるやつなんかろくでもない。
そのあと、その人に対して「俺にそんなこと答えさせやがって」、と本音を変化させればいい。

ちまた、ぶれない、とか意志が強いとかかっこよく見えるけれど、
私なんて断然不完全だ。ぶれるといわれようが、バグが出たらアップデートしたらいい。
うまくいかないなら、変えればいい。どうしようもなくなったら変わればいい。
だんだん慣れてきたら、ポリシーを変えるときが一番わくわくするようになる。

と、今日は前向きについて考えてみました。
世の中にはかなわないすごい人はきっとたくさんいる。
いいところはまねして、まねできないときはできるところを精一杯やればいい。
という一日でした。今夜はブラームス聴いてねるぞ。ふん。おしまい。
わたしにできること。_c0008771_20333872.jpg

by premiertack | 2016-06-29 20:59 | 日常の出来事
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