映画に出かけようとした。見ると馬鹿そうなカップルが、
ポップコーンを二人で食べさせあいながら、デレデレしている。
多分、女遊びの果てに結婚も失敗し、お金に余裕があって、
金目当ての若い女と落ち着いて、楽しい盛りだと、想像した。
それを見た瞬間、映画がどうでもよくなり、気が失せ車で帰る。
とにかく、自分が悪人でこそこそしてるようで、無力だった。
自分の悲観的な想像力の大きさと、心の弱さが少し悲しかった。
「努力は人を裏切らないというが、努力しても人は裏切り、人は自分とイエスマンを信じる」
ふと話が飛び、堀江元社長の言動で少し私はわからなくて気になるのがある。
最たるは、日本人は危機感がなく、こんな日本が楽して金持ちで、
もっとまじめに努力する、東南アジアの人たちに抜かれる、危機感を持て。
と、危機を煽るようなものものでこれを聞くと私は、少しなんか違うなと思った。
彼自身自分は冒険で手にすることが多く、危機をうまく御せただろうけれど、
まじめに、遊びもほどほどにこつこつしてきた人に、社長並みに危機感がいるものか。
東南アジアが日本はこんなんで、たくさんのお金をもらえるのはおかしいって、
その辺の国の女の子を飲み屋で口説いて、とかの倫理的な懺悔を危機にしてない?。
とにかく、若いころに情報もなく女をだましてきたようなバブルの申し子の人には、
堀江さんの危機感の論は響くのだろうけれど、その後の世代を巻き込んで、
自分の時代の観念と、自分自身の危機意識をごっちゃに押し付けないでほしいと思った。
そういう無茶をして、筋が通らない人でも、社会的実務実績は別にあって、
倫理自体は、お金や地位といった人の社会の構成に干渉しない、
というような、複雑で実利的な仕組みのある日本は凄いと思うし、
それを許容して、過度に排除したり粛清しない寛容さって、価値がすごいと思うけれど。
ともあれ、堀江さんは煙草でも吸っていらいらがっつくのを醒めてもいいのではないか。
と、言いたい放題のことを、残してみることにする。私のただの嫉妬なのかもしれない。
楽して金がたくさんもらえる日本に危機意識って、楽でなくて金は一向にあらへんし私。
なんか、意味のよくわからない投稿になったが、
今現状の、露呈をさせてもらってみることにする。
これで、不公平とか主観的になっても、世の中全体では公平なのかもしれない。
とても主観的な文章になっている。と思う。