どうせあかんねん。
ぜいたくだ、とか、それでなんで、とかいうけれど、
どうせ僕はあかんねん、こんなん誤解ばっかりやし、
あかん事ばっかりや。どうせ、とかばっかり。
なんにも自分できなくて人まかせやし。
本当に全てなんにも、でもないけれど、
ちょっと疲れると、力なくあるだけ。
ピンチに強くなりたいといつも願うけれど、
休んでも平常でいられないピンチが続いているの。
慣れたから散漫になるのか、いつまでも未完成を思い怖がるのか、
どちらにしろ、自信を持って進むことなんかいつまでもならないし、
ひとより完全に要領も悪い、格好もよくない。
立ち止まって自分を思うと、情けない、つくづくかっこわるい。
こんなん嫌や、もう嫌や、何で僕だけいつまでも変った人やの。
情けないとか、泣いて思うと失礼だからなんとか思い直す。
それでもなんかよくわからんけれど、なんかしらでてくる。
もうわしなんかあかんねん。どうせあかんねん。